検査技術科学専攻 臨床検査技師とは― 医学検査は病気の予防・発見・診断・治療に欠かせないものです。医学検査には人体から採取した血液、尿、組織を分析する検体検査と、心電図、呼吸機能、脳波、超音波などの生理学検査があります。そのような医学検査を専門に行うのが臨床検査技師です。 卒業により得られる学位 学士(保健学) 卒業により得られる国家資格受験資格 臨床検査技師 国家試験合格率(令和2年度) 臨床検査技師国家試験/97.
患者として病院に行くといろいろな検査が行われます。これは臨床検査と呼ばれていますが、この臨床検査を行っているのは、検査技術科学専攻で養成された臨床検査技師です。 そして、得られた臨床検査情報は病気の診断や治療に貢献することになります。したがって、現代のみならず将来の医療においては臨床検査のデ-タなしには成立しないといっても過言ではないでしょう。 そこで当専攻では、病める人からの検査材料あるいは生体から得た正確な情報を、病める人に還元するという重要な任務を課せられた臨床検査技師を育成します。 さらに、21世紀の社会に予測される医療の高度化、少子高齢社会、国際化・情報化および環境問題など、 人間をとりまく社会の変化に対応できる優れた臨床検査技師を育成し、将来的には教育者、研究者へと発展できる質の高い人材を育成 します。